

再び洞泉寺の森へ
日時 2020年6月21日(日)10:00~14:00 場所 洞泉寺の森 参加者 5名 コロナ禍で当会の活動も3月以降は中止し、森の整備も自主的な個人作業に頼り、みんなで 行うのは1月25日以来です。 洞仙寺から森への道には赤や白のジキタリスの花がいっぱい咲いて歓迎の様子。 久々の元気な再会を互いに喜び合いました。 森の奥の方は石巻森林組合さんの手により伐採された丸太がごろごろ転がり、森が一段と広くなり陽が差しこんでいます。 落葉を集め、奥の森までの道を整備しました。 昼食後は松浦会員持参のハンモックに試乗。 寝ころんで見上げると高く聳える木の間越しに青空が広がり、いい気分でした。 森には・蝮(まむし)草(くさ)(サトイモ科多年草)・二人静(センリョウ科) ・鬼(おに)田(た)平子(びらこ)(キク科)・モミの木の若芽(丸太の下に多数) 森への歩道 ・ジキタリス(オオバコ科)・浦島草(サトイモ科多年草)・蝮草(サトイモ科多年草) ・芋片喰(いもかたばみ)(カタバミ科多年草赤色)・瘡(くさ)の王(ケシ科黄色) 台風で壊れた元駐車場にはコンクリート


樹木の間伐
日時 2020年3月5日(木) 午前8:30~午後4:00 場所 洞仙寺の森 石巻市桃浦字寺下 参加者 14名 「洞仙寺の森」は、昨年度森の半分を間伐し、今年度は残り半分の間伐を実施した。 昨年の12月7日に森を所有する洞仙寺住職の立会いの下、森林組合と伐採樹木を選定。 本年3月5・6日に伐採作業を行い、12日に伐採樹木の集積作業を終了した。 参加者の声: 昨年度の間伐で森には陽が差し鳥が飛来し新たな植物が芽生え育っている。虫やカエル、蛇、カニの姿も。空間が広がり人が集い様々なワークショップが可能になった。来年度は森がさらに広くなり、多様な可能性へのチャレンジが楽しみである。


雅楽コンサート ~令和を寿ぐ~
日時 2020年2月17日(月) 午後7:00~8:40 場所 ナリサワギャラリー 石巻市駅前北通り 参加者 114名 雅楽のコンサートは震災の2年後から始め今回は7回目。石巻を流れる北上川河口のヨシ原は「残したい日本の音の風景百選」(環境省)の景勝地です。また葦は古くから篳篥のリードとして大切な材料なので雅楽師との機縁となりました。 津波と地盤沈下で危機的状況のヨシ原、そのヨシ原は石巻の貴重な財産です。しかし石巻の人々の中には「北上川のヨシ原」を知らない人が大勢いることが分かりました。そこで北上川のヨシ原を多くの人々へ伝え守って欲しいと願い、雅楽コンサートと小・中・高校への出前授業を毎年継続して実施しています。 参加者の声: ・「感動した!」(多くの方から寄せられました。) ・「(奏者の)笑顔に癒された。」 ・「震災からもう10年と云われるが、被災者にはまだ10年。生きる力を頂いた。」 ・「分かり易い言葉で丁寧な解説は、よく理解できた。」 コンサートの様子は地元紙「石巻かほく」に掲載され、ラジオ石巻でも放送されました。


「木とあそぼう」 ― みんなでウッドワーク ー
日時 2020年2月16日(日) 午前10:00~午後2:00 場所 ナリサワギャラリー 石巻市駅前北通り 参加者 52名(子供17名) 子ども達が木に親しみ、木工の楽しさや木の魅力を知って欲しいと“木工ワークショップ”を開催。 鋸、金槌、ドリルなどを使って ・丸太から大小プレートを切り出す ・ドリルで穴をあけてペン立て ・プレートに沢山の釘を打ち、釘に色ゴムで模様を描き壁掛けに ・〇 △ □の杉材で積木作り ・□の各面に賽の目をあけ色芯を入れてサイコロ作成 ・枝の切口に色芯を差し込み「枝の色エンピツ」を作る。 子供も親も木の香、木肌の温もりの中で普段触れることのない道具を駆使し時が経つのも忘れて取り組んでいた。 丸太切りです。一番人気でした。 参加者の声: 「丸太を切るのが面白かった!」 「釘を打つのが楽しかった!」 「中学生になっても参加していいのかな?」 釘を打って、色ゴムで模様を描きます。


「ツリークライミング」研修
日時 2019年12月8日(日) 午前9:30~午後1:30 場所 石巻市桃浦 参加者 12名(子供3名) 「ツリークライミング」は昨年度からの懸案事項であった。講師による森周辺の樹木調査の結果、津波で居住禁止となった集落跡地に聳えるタブノキが候補となった。しかし所有者の所在捜しや許可の取得に大変手間取り、漸くこの度の開催にいたった。 今回の研修は会員の多くが「ツリークライミング」をよく知らないので、実際に体験し理解を共有して来年度実施の可否を決めるための試みである。 ウオーミングアップ体操の後、ロープの使い方や諸注意の説明を受けて全員が「ツリークライミング」にチャレンジし体感することが出来た。 参加者の声: ・人々が「ツリークライミング」を通して木と友達になり木や自然を守るようになることを願う〈ツリークライミングジャパン〉の活動は当会の目的に通じるもので、石巻の子供たちに是非体験して欲しい。 ・高いところまで登ったら海が見渡せ綺麗だった。 ・タブノキの形や四季の姿を身体で表現しながら、心に木のイメージを定着していくウオーミングアップ体操はよ


2億5千万年前の「アンモナイトをさがそう」
日時 2019年11月24日(日) 午前9:00~午後3:00 場所 南三陸町館崎北方 参加者 28名(子供 11名) 南三陸地域の地層は“世界最古の魚竜”ウタツギョリュウで有名ですが、最近はそれ以外の様々な種類の化石も知られ研究者の熱い視線をあびています。 今回は化石博士永広先生の案内でこの地域の地質・化石研究の歴史をたどりながら、歌津館崎北方の露頭で化石を観察し採集を行いました。 アンモナイトを発見 南三陸ミュージアムにて講師の説明を受ける 参加者の声: ・化石を探すのが楽しかった。(参加者全員の声) ・先生の説明が有難かった。 ・小さい子どもたちのどんな質問にも優しく応えてもらい嬉しかった。 ・自分の住んでる町がこんなに沢山の化石の宝庫と知り驚いた。