

「洞仙寺の森」― 間伐下見調査 ―
日 時: 2018.03.27(火) 14:00~16:00 快晴 参 加: 住職 八巻芳栄氏 石巻地区森林組合 阿部昭夫氏 たぶのき会員5人 1時にナリサワへ集合し、洞仙寺の森へ向かう。 今回の目的は、洞仙寺が所有する杉林の境界の確認と間伐樹の選定である。 所有者の洞仙寺住職八巻氏に立ち会いを依頼し、森林組合の阿部氏が確認作業を 実施。 森の入口から道に沿って80メートルほどの杉林は他所の地所で、昔は水田として利用されていた。 その杉林を過ぎた辺りで道は洞仙寺の森と右手山側の斜面に沿って山に入る道(山越えし女川へ向かう)の二手にわかれる。 洞仙寺所有の森の境界は左手が沢で、右手は山に入る道の斜面の縁沿い、奥は土塁のところまで。 阿部氏が境界の樹と間伐樹の幹に、青色ビニールテープを巻き目印とする。 「たぶのきネットワーク石巻」は所有地の中程までを借用。 間伐日程は4月以降に行われる森林組合の会議で検討される。


石巻駅前北通りナリサワ コンサート
~雅楽の調べ~ 鶯の囀る調べをご一緒に 日時: 平成30年3月8日(木)19:00~ 場所: 「ナリサワギャラリー」 出演: 中村仁美(篳篥)/石川 高(笙)/中村香奈子(竜笛) 参加: 81人 壮大な自然の中で生まれたという雅楽の悠久の調べが今宵の春の嵐の雨音をも取り入れて会場を魅了しました。 第一部 「平調調子」(ひょうじょうのちょうし)で始まりました。 天から光が降りてくるような「笙」、力強く野太い「篳篥」、優雅な「竜笛」の雅楽の調べはわたしたちの心のどこかに懐かしさを呼び起こします。 「越天楽」(えてんらく)の演奏を聴いた後は「越天楽今様」(えてんらくいまよう)の「春」と「夏」の歌を皆で歌いました。 春爛漫の喜びの歌を、皆でのどかに歌うことで会場の雰囲気も和やかになりました。 「笙」の石川さんは現代作品のヤロスロウ・カプチンスキー作曲 「冬の庭」をソロで演奏 しました。 パイプオルガンのような響きにも似た演奏に千年もの年月を経た日本古来の楽器に今後の楽しみが感じられました。 「篳篥」「竜笛」の説明 ― 休憩(10分) ― 第二部 「楽」(


雅楽出前授業
日 時: 2018年3月7日(水) 場 所: 石巻市立住吉小学校 5校時 13:35~14:20 対 象: 6年生29人 奏 者: 笙 石川 高 篳篥 中村 仁美 竜笛 中村 加奈子 主 催: たぶのきネットワーク石巻 大曲小学校を後にして次の出前授業の住吉小学校へ到着。 住吉小学校には平成26年9月にたぶのきネットワーク石巻の前身である石巻支援三七会の活動の時に、もとNHKアナウンサーの松平定知さんの出前授業(朗読を楽しむ)で お邪魔したことがありました。その時は5.6年生60人の生徒さんに宮沢賢治の「注文の多い料理店」の朗読を楽しんで頂きました。 今回は6年生29人が対象です。 昔ながらの装束で現れた3人の奏者の方々の登場にちょっと緊張気味だった生徒たち。 神妙な面持ちで演奏に聞き入りました。 まず初めは皆がどこかで耳にしたことがある曲「越天楽」の合奏です。 次は一緒に皆さんも唱和して下さいとの中村仁美さん。 「チーラオルロアルアーア」 戸惑い気味だった子供たちも中村さんのよく通る声につられてだんだん大きな声で歌い出しました。 笙と篳篥は楽器


雅楽出前授業
日時: 平成30年 3月7日 10時25分~11時10分 場所: 東松島市立大曲小学校 講師: 石川 高(笙)中村仁美(篳篥) 中村香奈子(龍笛) 参加: 5年生、6年生 90名 協力: たぶのきネットワーク石巻 3.11の震災の津波により、この地域も大きな被害を受けました。 そして、7年が立ち、学校は修復され、生徒たちの「おはようございます」の
元気な声にほっと致しました。 今回の出前授業は、雅楽演奏を聴き、楽器の体験です。はじめに越天楽(えてんらく)の調べが教室中に広がると、生徒たちは静かに聞き入り、その姿が印象的でした。 講師の先生方と声を出して唱歌の練習をし、実際に笙(しょう)や篳篥(ひちりき)の音を出して、古くからの楽器に触れてもらいました。 龍笛(りゅうてき)は、講師の方の指導を受けながら全員で練習をしました。なかなか音が出ず戸惑う子,音を出せて嬉しそうな子と龍笛の難しさも貴重な体験でした。 生徒たちからのいくつかの質問にも丁寧に答えて頂きました。 「龍笛の片方が閉じてあるのは?」「それは、笛のバランスのため、重りが入っています」