MECP presents 東北青少年音楽交流会    特別編


雄勝小中学校 「音楽ワークショップ」

日 時: 2018年2月21日 10:45~11:45

場 所: 石巻市立雄勝小中学校多目的室

講 師: 鈴木真衣(うた) 千葉展子(フルート) 高見秀太朗(ピアノ)

参 加: 小学生20人+中学生20人 他 計60人

主 催: MECP

協 力: たぶのきネットワーク石巻

音楽をこころで感じてほしいとコンサートを届けているMECP(桐朋学園大学学生団体)が、雄勝小中学校の生徒と音楽のワークショップを行いました。

「今日は音楽をカタチで表わしてみましょう!」リーダーの高見さんが生徒へ語りかけました。「えっ、カタチで!」

フランスのエルガー作曲「愛の挨拶」の調べが流れました。「心に感じたことを言葉で表わしてみましょう。」

次はビゼーの「カルメン」から「恋は野の鳥」。

恋心を切々と熱唱する鈴木さんの感情ゆたかな歌声が部屋をすっぽりと包みました。

「この曲を花で表わすと、どんな色の花かな? ボードにいろんな色の花があります。君たちが感じた色の花びらをえらびましょう。」

ピンク、紫、青、赤……いろんな色の花びらが生徒の手のひらに・・・、ボードの花が淋しくなりました。 

ピンクを選んだ小学生の女の子と紫と感じた中学男子がその理由を話してくれました。

「人それぞれにいろんな感じ方があり、それが素敵なことですね。」と高見さん。

「それでは、みなさんが感じたことを花びらに書いてみましょう」

「身の回りの物で音楽がつくれますよ…。」と、コーヒ-の空き缶ミュージックなどを披露。

「今度はみんなで音楽をつくりましょう。」  みんながそれぞれ楽器です。

三つのパートに分かれて、手拍子や腕を組んだり上げたり、三通りの動作で合奏します。

さぁ、ガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム」に乗って始めましょう。

音楽を心で感じ、言葉、色、文章と、いろんなカタチで音楽を表現したワークショップ。

生徒それぞれの胸に深くきざまれたことでしょう。

MECPの皆さん、有難うございました。

先生から「子どもたちが本物にふれることが出来て良かった」と、お礼の言葉を頂きました。

雄勝の子どもたちは震災以降長らく他校の仮校舎で学んでいましたが、昨年校舎が完成して雄勝小中学校が開校しました。会場の多目的室のカーテンを開けると、出島(いずしま)、牡鹿半島、その向こうには金華山が連なっていました。

雄勝地区は先の震災で殆んどの集落が失われました。誰も住む人がいない海沿いの道には高い防潮堤が一部完成し、ところどころ視界を遮っていました。防潮堤が完成すると何メートルもの高い塀が海とリアス海岸がおりなす素晴らしい景観を遮断します。 誰の、何の為の防潮堤なのでしょう。皆が重苦しい気分で戻りました。


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